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長い不動産投資の経験から、「木造の中古アパート」を選ぶ理由
これまで中古、新築、アパート、マンション……さまざまな賃貸物件に投資をしてきました。それぞれにメリット・デメリットの両方があります。
まず、新築であれば、貸し出すときの家賃を中古よりも高く設定できます。しかしながら、新築はいつまでも新築というわけではないので、当然、時が経過すると家賃が下落します。そうしたときに、「修繕・リノベーション」によるキャッシュフローの改善を考えなければなりません。
中古の場合は、そもそも修繕を前提として賃貸経営のキャッシュフローを考える必要があります。本来の賃貸収入重視でランニングコストを考えるのであれば、木造アパートがお勧めです。 投資効率も非常にいいです。
特に「お買い得」な物件
特に築15年~20年ほどの木造アパートは、ちょうど耐用年数が下がってくるタイミング。利回りも高く、土地と建物が同じくらいの価格になるものもあります。しかし、木造アパートはきちんと管理さえ行えば、50年~60年であっても住むことができるため、まだまだ建物として十分使えるのです。
しかし木造アパートは、財務省令で定められている法定耐用年数の22年で、減価償却が切れてしまいます。耐用年数が過ぎると物件価格は下がることも多く、なかには、そのタイミングで物件を売却しようと考える人もいます。つまり、買い手にとっては、非常にお買い得なタイミングで購入することが可能なのです。中古の木造アパートは修繕やリノベーションさえすれば、非常に効率よく投資することができると筆者は考えています。
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