[連載]「50代受難」の時代…定年を控え、激変する環境。幸せな老後を叶えるためのヒント ※本連載は、保坂隆氏の著書『精神科医が教える 50代からの心おだやかな暮らし方』(有隣堂)より一部を抜粋・再編集したものです。
保坂 隆 1952年山梨県生まれ。慶應義塾大学医学部を卒業後、同大学精神神経科学科入局。1990年から2年間、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)精神科に留学し、帰国後は東海大学医学部教授となる。その後、聖路加国際病院リエゾンセンター長・精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授などを経て現職。 著書に、『精神科医が教える すりへらない心のつくり方』『精神科医が教える こじらせない心の休ませ方』(以上、だいわ文庫)、『敏感すぎる自分の処方箋』(ナツメ社)、『精神科医が教える ずぼら老後の知恵袋』(きずな出版)など多数がある。 保坂サイコオンコロジー・クリニック 院長
精神科医が教える 50代からの心おだやかな暮らし方 保坂 隆 出版社名:有隣堂 発行年月:2025年3月 「50代受難の時代」といわれる昨今。働き方の形が大きく変わり、役職定年や年功賃金の崩壊で、家のローンや子供の教育費などで一番お金のかかる時期に、年収が目減りする人が多くいます。キャリアになかった仕事への部署異動などについていけず、悩んで心身の不調を訴える人も増えています。 しかし…